365日行列ができるお店で“蝶々パイ”を試してみませんか?
上海を訪れるなら、ぜひ一度は食べてほしいのが、サクサクとした食感とバターの濃厚な香りが魅力的な「蝶々パイ」。中国語で「蝴蝶酥」と呼ばれるこのパイは、地元の人々にも観光客にも愛される上海の代表的なお菓子です。この記事では、その人気の秘密や購入できる場所をご紹介します。
目次
「蝶々パイ」人気の秘密
蝶々パイは、絶妙なサクサク感と程よい甘さのバランスで知られています。一口食べると、丁寧に折り重ねられた層が口の中でほろほろとほどける食感が楽しめます。蝶の形をした見た目もかわいらしく、おいしさだけでなく目でも楽しめるお菓子です。
紅茶やコーヒーとの相性が抜群で、軽いデザートやおやつとしてぴったり。また、上海の住民にとっては、古き良き上海を感じさせるノスタルジックな存在でもあり、この街の豊かな食文化を象徴する一品です。そのため、観光客にとっても「絶対に買って帰りたいお土産」として人気を集めています。
歴史ある上海国際飯店(パークホテル)とその名物
南京路に位置する上海国際飯店(パークホテル)は、1934年に開業した歴史的なランドマークホテルです。一時はアジアで最も高い建物として知られ、そのアールデコ調のデザインは今でも優雅さと高級感を象徴しています。
このホテルの多くの魅力の中で、蝶々パイは特に注目すべき存在です。ホテルのシェフたちは伝統的な製法と高品質な素材を用い、ひとつひとつ丁寧に仕上げています。このこだわりが、何十年も蝶々パイの名声を守り続ける秘訣なのです。
「蝶々パイ」の購入場所と価格
蝶々パイは、国際飯店の1階にあるベーカリーで購入できます。ホテル正門の左側から路地に入っていくと常に長蛇の列なのですぐ分かりますよ(以下地図の赤矢印のあたりです)。お店にはテーブル席がなく、テイクアウト専用。外側カリッカリ、内側サックサク、出来たてが最高に美味しく、帰国日直前に購入してお土産にすれば喜ばれますよ~。
少なくとも30分は絶対に並ぶので、時間に余裕を持って来ることをお勧めします。到着が遅すぎると売り切れるので、お早めに!
- 住所:中国上海市南京西路170号 国際飯店(パークホテル)、地下鉄「人民広場駅」9号口出口で右側を見ると、↓写真のように「国際飯店」の看板が見えます。横断歩道を渡って「国際飯店」の目の前まで来たら、建物左側に回り込むと、赤〇の箇所に小さなベーカリーショップがあります。写真のようにずらっと行列があるので、最後尾を探して並びましょう!(この日の行列は特に長かったです)
- 価格:オリジナル蝶々パイ 原味蝴蝶酥(甜)32元/袋(200克) チーズ蝶々パイ 芝士蝴蝶酥(咸)35元/袋(200克)
- 営業時間:10:00 ~ 18:00、ベーカリーのほか、ホテル内のカフェでも販売

地下鉄「人民広場駅」への地下鉄での移動法は以下の記事を参考にしてください。
「蝶々パイ」の支払い方法
こちらのお店は現金払いも可能ですが、Wechat PayかAlipayによるQRコード決済が圧倒的に便利です。日本人でも登録して使えるので、以下の記事を参考に事前設定してくださいね。
蝶々パイの後はこちらの絶品スイーツも!
国際飯店からほど近くの「南京路歩行街」には、蝶々パイに次いで有名な行列スイーツ「青団」が購入できます。こちらの記事で詳しく紹介したので、ぜひお試しくださいね!