和食×中華×ビール!中国ビールの魅力とおすすめランキング
「中国のビールって、ちょっとクセがあるのかな?」なんて思っていませんか?実は、中国のビールには、日本人にも飲みやすいフレッシュで飲みやすいビールが多いんです。
今回は、私が実際に試してみた中で特におすすめしたいビールをランキング形式でご紹介します。ビール初心者の方や、女性にもぴったりなものを厳選しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
目次
①青島ビール(チンタオビール)
まずは、私が中国初渡航で飲んだ「青島ビール」です。
「これ中国のビール?」と思ってしまうくらい、コッテリした中華料理からは想像出来ないほど、のど越し爽やかな味わいが特徴。個人的にもNo.1の中国ビールです。

普段あまりアルコールを飲まない私でも躊躇なく飲めてしまう軽ボディーでありながら、麦芽の甘みもしっかり味わえ、後味に程よい苦みが残ります。
青島ビールは、中華料理だけでなく、サラダや焼き鳥、寿司など和食との相性も抜群です。中国ビールの中では香りが抜きん出て良く、バドワイザーやハイネケンなど多くの国際ブランドと比べると口当たりもマイルドなので、ビールを楽しみたいビール初心者や女性にもおすすめですよ。
日本でもポピュラーな中国ビールなので、まだ飲んだことがない方はぜひ試してみてください!
青島国際ビール祭り
青島ビールの故郷である山東省青島では毎年8月中旬に「青島国際ビール祭り(Qingdao International Beer Festival)」が開催されます。ドイツ・ミュンヘン、米国・デンバー、カナダ・トロントと並ぶ、世界4大ビール祭りの一つで、世界から数百種のビールが集まる盛大なお祭りです。

各国から600万人ものビールラバー(観光客)が集まり、特設される巨大なステージではパフォーマンス、音楽、ダンス、とビール片手に大盛り上がり!屋台では中華風おつまみもたくさん買えますよ~。
今年の夏は青島へ旅行というのはいかがですか?

②雪花ビール(スノービール)
青島ビールに知名度でやや劣る雪花ビール。中国つながりのない日本人はほぼ知らないと思いますが、実は中国で生産量が最も多く、市場シェアNo.1を誇る人気ブランドなんです。

味としては、とにかくさっぱりスッキリという感じ。まさに雪のように流れていく口当たりで、麦芽の香りは控えめです。苦味はほとんど感じられません。それ故に多くの人に愛され、日常的に飲まれています。
濃厚なビールの風味が苦手な方でもすんなり飲めてしまい、ライトなリフレッシュ感が最大の特徴。「雪花勇闯天涯」など人気の商品はアルコール度数3%弱と控えめで、水みたいだからと沢山飲んでもお腹に優しい作りになってます。
③哈尔滨ビール(ハルビンビール)
その名の通り、黒龍江省ハルビン市で製造されている歴史深いビールです。
1900年代にロシア人と中国人が一緒に創業したそうで、大衆向けの雪花ビールと比べて、品質と独特な風味を売りにしています。

お味はというと、モルトの風味がしっかりと感じられ、濃厚で深みのある味わいが特徴。でも、決して重くなく、後味はさっぱりしてます。濃い味付けの料理と相性が良く、特に中華料理にはぴったり!私も、辛い四川料理や湖南料理を食べる時は、決まってハルビンビールを注文します。
アルコール度数は3.5%程度と程よく、しっかりしたビール感を味わいたいが、飲みやすさも求める方には特におすすめですよ~。
④燕京ビール(ヤンジンビール)
燕京ビールは青島ビール、雪花ビールと並ぶ中国3大ビールブランドで、北京発祥です。そのため、北京では燕京ビールのシェアが圧倒的に多く、地元住民に愛されてます。
爽やかで適度な麦芽の香りと軽いホップの苦味があり、雪花ビールよりビール感があるが、青島ビールよりマイルドという、バランスの良い味が特徴です。
また、透明感のある輝く金色は4つのビールブランドの中でも突出していると評判。アルコール度数も3.5%ほどと重すぎず、性別を問わずに北京を訪れたら一度は試したい一品です!

⑤重慶ビール
最後にご紹介するのは、重慶ビール。実は、筆者自身まだ飲んだことがないんですが、「重慶にもビールブランドがあったのか!」という驚きからランクインとなりました。
重慶といえば、辛さが際立つ火鍋や四川料理の聖地。そんな土地で愛されるビールって。。想像としては、あの刺激的な料理たちを引き立てながら、喉を中和してくれるような爽やかさがあるのではないかと。
もし重慶ビールを飲む機会があるなら、やっぱりご当地で体験してみたいですね!目の前にぐつぐつと煮える火鍋を置いて、冷えたビールを口に流す瞬間を想像するとワクワクします。
